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睡眠

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肩こりは放置すると危険!原因と対策を紹介

2024.02.27

現代病・国民病ともいわれ、多くの人が悩まされている肩こり。肩こりになるとだるさや疲れを感じやすいため、日頃から対処しておきたいところですよね。今回は肩こりが起こる原因と対策について解説します。

【原因】肩こりはなぜ起こる?

厚生労働省が発表した2022年の「国民生活基礎調査」によると、自身の健康に関して自覚のある症状として肩こりが男女ともに2位となっています。そのくらい、日本人は男女関係なく肩こりに悩んでいる人が多いのです。

では、なぜ肩こりは起こってしまうのでしょうか。具体的な原因を5つの観点から紹介します。

出典:「2022年国民生活基礎調査|世帯員の健康状況」(厚生労働省)

原因1.同じ姿勢

肩こりの原因として、長時間同じ姿勢を取ることが挙げられます。パソコン作業やスマートフォン操作で、ずっと同じ姿勢でいると筋肉が緊張し肩や首、腰に負担が生じます。

デスクワークの際に首が前へと出た、いわゆる「スマホ首」の状態になってしまっている人も多いでしょう。スマホ首は、頭の重みで肩や首の筋肉が固まってしまうため注意が必要です。

原因2.運動不足

運動をしないと首から腰の上部まで繋がる筋肉「僧帽筋」の動きが悪くなり、首や肩に影響を及ぼします。僧帽筋が硬くなり緊張状態になると、血流が悪化して肩こりが起こってしまうのです。

原因3.眼精疲労

デスクワークやスマートフォン操作は、肩こりの原因のひとつである「長時間の同じ姿勢」を誘発するだけでなく、眼精疲労の原因にもなり得ます。現代人を悩ます眼精疲労も、実は肩こりを生むひとつの要因です。

目を酷使することで疲労が蓄積し、ストレスが発生します。ストレスは目の筋肉だけでなく肩や首の筋肉もこわばらせてしまうのです。

原因4.ストレス

実は、ストレスも肩こりを引き起こす原因のひとつです。夜更かしや寝不足などの身体的ストレス、また仕事や人間関係での精神的ストレスは自律神経のバランスを崩してしまいます。

自律神経が乱れると血流が悪くなり、筋肉がこわばることで肩こりや痛みを誘発するのです。

原因5.寝具(枕)

枕は肩こりの発生に深く関係しています。自分に合わない枕を使っていると、寝ているときに自然な体勢が保てず、肩や首への負担がかかってしまうのです。特に横向きで寝ると、肩に体重がかかりやすく血行不良をもたらし、肩こりへとつながります。

原因6.加齢

重い頭を支えている背骨には椎間板という軟骨があり、体への衝撃を和らげるクッションの役割を果たしています。しかし、年を重ねるにつれて椎間板がつぶれて変形し筋肉が硬くなって、肩こりや首の痛みを生む「頸部脊椎症」になります。

また、五十肩になっている可能性もあるでしょう。五十肩はその名の通り50歳前後で発生し、腕を上げるときの痛みや肩の関節の痛みなどをもたらします。五十肩は、肩関節まわりの腱が老化して起こる炎症が原因と考えられています。

今日からできる!肩こり対策《4選》

肩こりの原因がわかったところで、ここからは肩こりの対策について4つ紹介します。肩こりの緩和や予防として参考にしてみましょう。

対策1.肩や首をほぐす

まず対策のひとつとして、なるべく同じ姿勢を続けないように心掛けましょう。デスクワークであっても、気が付いたときに首を回して後ろへ反らしてみたり、肩を動かしたりして筋肉の緊張をほぐすことが大切です。

また1時間に1回は必ず立ち上がって、軽くストレッチをすると良いでしょう。手を上にあげて体を伸ばす、屈伸をしてみるなど血流が滞らないよう意識してください。

動いた際に痛いと感じる場合は、すでに肩こりが始まっています。意識的に体を動かし、肩や首の筋肉をほぐすようにしましょう。

対策2.軽めの運動を取り入れる

定期的な運動は肩こりの予防に効果的です。継続的に運動をすることで全身の血の巡りが良くなり、肩こりが起こりにくい体を作れるでしょう。

体を動かすことは、肩こりの要因のひとつであるストレスの解消にも繋がります。そのため、日常に運動を取り入れて、肩こりとストレスを緩和しましょう。

肩こりの改善に効果的な、座った状態でも行えるストレッチをひとつ紹介します。

  1. 両腕を左右に広げて、手を肩の上に乗せる
  2. 胸を張りながら、円を描くように肩を大きく回す
  3. 呼吸をしながら30秒間続ける

対策3.目を休ませる

肩こりのきっかけとなる眼精疲労を防ぐために、こまめに目を休ませるようにしましょう。

デスクワーク中やスマートフォンの操作中に目の疲れを感じたら、1~2分間目を閉じるようにします。目薬を点すことも、目をリラックスさせるのに効果があります。こめかみ付近を指で円を描きながらマッサージするのも良いでしょう。

対策4.寝姿勢を改善する

人間は1日のうち約3分の1を眠って過ごしています。寝姿勢を改善することは、首や肩の筋肉を休ませるのに非常に適しています。そのためには自分に合ったマットレスや枕といった寝具を選ぶことが大切です。

マットレスは適度に反発力があり寝返りの打ちやすいものを選びましょう。ただし、硬すぎるマットレスは、特に横向き寝の際に肩へ圧力が集中し、肩こりを誘発する場合があります。

枕は頭から首までの自然なカーブにフィットするものが理想です。

また、枕の高さの目安として、普段リラックスして立ったときの姿勢を仰向け寝で再現できるものを探すと良いでしょう。

寝たときに顎が不自然に上がったり下がったりすると首や肩に負担がかかりやすくなります。

肩こりから枕を新調したいと考えている方は、ぜひ眠りの専門店「マイまくら」の「オーダーメイドマイ枕 レギュラーサイズ お仕立て券 七つ星 首肩楽寝」をご検討ください。

理想的な枕とは、仰向け寝では首と枕の間の隙間を適切に埋めて自然な寝姿勢がキープでき、なおかつ横向き寝では肩が潰れにくい適度な高さがあるものです。

体に負担をかけない快適な睡眠を実現するには、首の長さやカーブ、肩幅などを考慮して枕の高さをミリ単位で微調整し、仰向け寝・横向き寝どちらも身体にフィットさせることが重要です。

マイまくら」では特許を取得した「マイまくら全身測定機」で、頭から踵までの全身のカーブと圧力を無料で測定します。測定結果からお客様一人ひとりに合った枕やマットレスをご提案いたします。

オーダーメイドマイ枕は身体や睡眠に関するお悩みなどをヒアリングし、全身測定の結果をもとに、その場でスタッフが枕をお仕立てします。フィッティングの時間を入れても1時間ほどで完成しますので、当日中にお持ち帰りいただけます。

まとめ

肩こりの原因はストレスや運動不足、合わない枕などさまざまです。日常生活のちょっとした対策から予防・緩和ができるため、今回紹介した方法を実践してみましょう。

肩こりの対策として枕の買い替えをお考えの方は、ぜひ「マイまくら」へご相談ください。お客様に合った枕で、快適な睡眠のお手伝いをいたします。

記事を書いたライター

マイまくら マガジン編集部

毎日の睡眠の質を高めるために役立つ「寝具」や「睡眠」の関連情報を提供するマイまくら マガジン編集部です。

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