instagram
instagram
facebook
寝具アイコン

寝具

高反発と低反発マットレスの違いは?自分に合うマットレスの選び方を解説

2024.02.27

快適な睡眠を作る上で、自分に合ったマットレスを見つけることが非常に大切です。マットレスを選ぶときに悩む問題のひとつが、高反発と低反発の違いです。「高反発と低反発って何が違うの?」「どちらのマットレスが自分に合っているかわからない」という人もいるでしょう。

今回は高反発と低反発のマットレスの違いについて解説します。

【マットレス】高反発と低反発の違いとは?

反発とは跳ね返す力のことで、マットレスの弾力性を表しています。

高反発のマットレスは反発力が強いため弾力があります。手で押さえるといったんは沈みますが、すぐ元の形状に戻ります。高反発のマットレスというと硬い印象がありますが、硬いわけではなく弾力性があることを示すのです。

一方で低反発のマットレスはやわらかく、手で押さえた凹みの戻り方がゆっくりであることが特徴です。高反発と低反発どちらも、スポンジのようなクッション材の「ウレタンフォーム」と呼ばれる素材から作られているのが共通点として挙げられます。

では、高反発と低反発の大きな違いはどのようなところなのでしょうか。ここでは6つの観点から違いを解説します。

寝心地

基本的に高反発は「かため」、低反発は「やわらかめ」な寝心地です。

ウレタンフォームのニュートン数や密度によっても寝心地は異なります。低反発のマットレスの中でもニュートン数が大きければ硬めであったり、高反発の中でもやわらかいものがあったりと種類はさまざまです。

またウレタンフォームのカットの仕方によっては、高反発の方が低反発のマットレスよりもやわらかく感じることもあります。

体圧分散性

体圧分散とは、体の一部にかかる圧力を分散させる力のことです。人間の体は肩甲骨やお尻などさまざまな部位が凸凹としているため、寝姿勢によって突き出てしまう部分へ圧力が集中します。そうした体圧を分散させる力は質の良い睡眠に欠かせません。

高反発のマットレスは体が沈み込みにくいため、寝返りが楽に打ちやすいです。フラットなタイプだと身体に密着しづらいため体圧分散できませんが、点で体を支えるプロファイル加工や立体キューブカットを施したタイプだと身体にフィットするため、体圧分散性と寝返りの打ちやすさを両立しています。

逆に低反発のマットレスは体を沈ませることによって、一部に集中しがちな体圧を全身で分散させてくれます。

寝返りのしやすさ・反発力(弾力)

寝返りのしやすさはマットレスの反発力に左右されます。

高反発のマットレスは跳ね返す力が強いため寝返りが打ちやすいです。スムーズに寝返りが打てることで寝違えの防止にも繋がります。

一方、低反発のマットレスは体が沈みやすいため寝返りがしにくいです。そのため、起き上がるときに、マットレスの反発力なしで起きることができる筋力が必要となります。

通気性

通気性に優れているのは高反発のマットレスです。

低反発のマットレスはセルと呼ばれる気泡が細かく空気が通りづらいため、通気性の面では高反発に劣ります。また、体に隙間なくフィットするため特に夏場は蒸れやすく寝苦しく感じることもあるでしょう。

高反発マットレスの場合でも、一枚板のようなフラットなタイプは身体とマットレスの設地面に熱が籠る場合があります。立体カットや通気口を施したタイプなら湿気や熱がこもりづらくなります。

耐久性

通気性と同様に、耐久性に関しても高反発のマットレスの方が優れているといえます。低反発のマットレスは通気性の低さから湿気が内部にこもりやすく、劣化しやすい傾向があります。

耐久年数は商品によって大きく異なりますが、高反発が5~10年、低反発が3~7年のものが多いです。ウレタンの密度や形状、厚み、さらに湿度など寝室の環境によっても耐久年数は異なります。

3つに折り畳めて、定期的にマットレスの中身をローテーションできるようなタイプであれば10年ほど使用できるものもあります。

マットレスを買い替えるタイミングは、主にお尻周りを支える部分がへたってきて真っ直ぐな寝姿勢をキープできなくなったときです。

価格帯

高反発・低反発どちらも安くて数千円台から、高い物であれば20万円以上などさまざまです。高品質なもので、例えば国内でウレタンを発泡させたものだと4万円以上が一般的です。

高反発・低反発それぞれの特徴

ここからは高反発と低反発の特徴をまとめて紹介します。

高反発マットレスの特徴

高反発のマットレスは弾力があるため、寝ている間に体が沈みすぎにくく、S字カーブを描いた自然な寝姿勢を保ちやすくなります。寝返りが打ちやすいため血行不良を防ぎ、寝違えの防止にも役立ちます。

そのほかの特徴として、耐久性の高さがあげられます。使い方や品質にもよりますが、長く使用できるものが多いため、コストパフォーマンスに優れています。また、低反発のマットレスに比べてメーカーでの取り扱いが多いのもメリットです。

ただフラットな一枚板のような高反発マットレスの場合だと、硬すぎると感じる人もいるでしょう。

低反発マットレスの特徴

低反発のマットレスはやわらかく、体にフィットするため体圧分散性に秀でています。体を包みこんでくれるような安心感も得られるでしょう。簡単に折り畳むことができるため、収納にも困りません。

しかし、やわらかさはデメリットにもなります。体に合わないものを選ぶと沈み過ぎて腰を痛める可能性があり、特に腰痛持ちの方は注意が必要です。沈むことで寝返りが打ちにくくなるため、寝違えの原因となる場合もあります。

高反発のマットレスに比べると通気性が悪く、蒸れやすいのもデメリットのひとつです。内部に熱がこもってしまうため、定期的にメンテナンスをする必要があります。また、背中やお尻など体重のかかりやすい部分がへたりやすいのも難点です。

まとめ

高反発のマットレスは寝返りが打ちやすく、耐久性や通気性が良いです。一方で、低反発のマットレスは包み込んでくれる安心感と、体圧分散性が高いです。それぞれのメリットや特徴を知ることで、自分に適したマットレスを見つけましょう。

自分にぴったりなマットレスをお探しの際には、ぜひ「腰楽寝myマット」をご検討ください。

眠りの専門店「マイまくら」では、特許を取得したマイ枕全身測定機により20万人以上の寝姿勢を分析し、腰楽寝myマットを開発しました。

腰楽寝myマット」は適度な反発力で寝返りが打ちやすく、さらに立体キューブカットが全身に隙間なくフィットするため体圧分散性にも優れています。

また、一人ひとりの身体に合わせて硬さをチューニングする機能も備えています。

12㎝という厚みでベッドマットとしても活用できるほか、3つ折りタイプのため収納も簡単です。マットレスの中身をローテーションすることでへたりを防止できるほか、抗菌加工を施した高密度・国産ウレタンをしようしているため清潔に長い期間ご使用いただけます。

腰楽寝myマット」を使用して、快適な睡眠を手に入れましょう。

記事を書いたライター

マイまくら マガジン編集部

毎日の睡眠の質を高めるために役立つ「寝具」や「睡眠」の関連情報を提供するマイまくら マガジン編集部です。

LINE@友だち募集中