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枕が合っていないと肩こりの原因になる!選び方のポイントは?

2023.10.12
枕があっていない女性

「朝起きると肩こりがする」「以前よりも肩こりがひどくなった」などの症状が見られるなら、睡眠中に使っている枕が合っていない可能性があります。肩こりの症状を軽減するには、枕の適切な選び方を知っておくことが大切です。

この記事では、肩こりを改善するための枕選びのポイントをご紹介します。肩こりに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

そもそも肩こりとは?

肩こりの女性

肩こりとは、首や肩、背中にかかる筋肉が血行不良を起こすことによって、肩に張りやだるさが生じる症状のことです。

肩にかかる頭部の重さは46kgから7kgにもおよぶほか、腕や肩甲骨も支えています。肩周辺の筋肉に大きな負担がかかるのに加え、運動不足やストレスなどによって筋肉がこわばり、肩甲骨が開いた状態が続くと、肩こりとして症状が現れます。

主に見られる症状には、重さ・だるさ・疲労感・痛み・張りなどがあります。肩こりが重症化すると、頭痛・めまい・目の疲れ・倦怠感・腕や手のしびれなどが生じるケースもあり、日常生活に影響を与えるため、要注意です。

枕が原因で肩こりが起こる理由

寝ている女性

肩こりが起こる原因にはさまざまなものがありますが、そのひとつとして、枕が原因の場合があります。枕が原因で肩こりが起こるのは、枕が体型に合っていないことが大きな理由です。具体的な事例を見てみましょう。

高さが合っていない

枕が高すぎると、首が曲がることで仰向け寝では僧帽筋付近、横向き寝では広頸筋周辺が緊張し、肩周辺の血行不良につながることで肩こりが生じやすくなります。

一方、枕が低すぎると仰向け寝では頭部の荷重により首が緊張し、横向き寝だと肩に体重がかかり、圧迫して血流が滞ってしまうため、肩こりの原因にもなりかねません。

硬さが合っていない

高さだけでなく、硬さも肩こりの原因となる場合があります。枕が硬すぎると、頭との接地面が小さくなることで後頭部に圧迫を感じ、横向き寝が増加することで肩に体重がかかって血行不良につながります。

柔らかい枕では、頭が枕に沈むことで寝返りがしにくくなります。本来寝返りは、日中に生じた身体の歪みを調整し、血液やリンパの流れを改善させるものです。

大人は、一晩で20回程度寝返りを打つとされていますが、寝返りができないと同じ姿勢のまま眠り続け、身体の一部に負担がかかり続けます。これにより、肩こりを引き起こしてしまうのです。

また、身体に合わない枕を使うことでかえって寝返りの回数が多くなり、睡眠の質を低下してしまうケースもあります。睡眠の質が悪化すると、身体の修復を促す成長ホルモンの分泌量が減少してしまうため、結果的に肩こりの一因となってしまうことがあるのです。

また、身体に合わない枕を使うことでかえって寝返りの回数が多くなり、睡眠の質を低下してしまうケースもあります。睡眠の質が悪化すると、身体の修復を促す成長ホルモンの分泌量が減少してしまうため、結果的に肩こりの一因となってしまうことがあるのです。

寝姿勢に合っていない

寝姿勢とは、文字通り寝ているときの姿勢であり、仰向け・うつ伏せ・横向きがあります。枕選びは、寝入ったときの姿勢に合わせるのが大事です。

寝姿勢と枕が合わないと、首や肩にかかる負担が増え、肩こりの原因となります。また、うつ伏せや横向きで寝るのも、首や肩に負担がかかります。負担を軽減するには、適切な形状の枕を正しくあてて使うことが重要なポイントです。

肩こりを改善する枕選びのポイント

快眠した女性

肩こりを改善するためには、枕選びが大切です。体型に合っていない枕を使用しているのなら、枕を買い替える必要があります。しかし、枕の種類は素材だけでも多く、迷う方も多いのではないでしょうか。ここからは、枕をどのように選ぶと良いのか、いくつかポイントをご紹介します。

高さ

最初に着目したいポイントは、枕の高さです。枕の高さは、寝姿勢によってそれぞれ最適な高さが異なります。

仰向け寝の場合は、楽に立ったときの姿勢がそのまま再現できるような高さが理想的です。横向き寝は、寝返りが打ちづらくなく、かつ肩に圧迫感のない程度でやや高めのものを選ぶのが良いとされています。

このように、仰向け寝と横向き寝で最適な高さが異なるため、仰向け・横向きでそれぞれ高さを調整できる枕を選ぶのもおすすめです。首や肩への負担が軽減され、肩こりの症状も緩和できます。

サイズ

日本のメーカーで作られている枕は、43cm×63cmが一般的です。選ぶ目安として、幅60cm未満の小さめのサイズはあまり寝返りを打たない人。幅70cm以上の大きめのサイズは大柄な人もしくは寝返りが多い人、横向き寝の割合が大きい人に向いています。

幅が70cm以上あると寝返りがしやすく、どちらの方向に寝返りを打っても頭が落ちません。そのため、ご自身がどのような寝方をしているのかよく分からない人は幅70cm以上のものを選んでおくと良いでしょう。

素材

枕に使われている素材によって、通気性・耐久性・衛生面などが異なります。主な素材として、以下が挙げられます。

  • パイプ
  • ラテックス
  • ポリエステル
  • 低反発ウレタン
  • 高反発ウレタン
  • 高反発ファイバー
  • 羽毛
  • 羽根
  • そばがら など

近年では、ゴムとプラスチックの中間のような素材であるTPE(ゲル・エラストマー)も注目を集めています。それぞれの素材のメリットとデメリットを踏まえ、枕を選ぶことが大切です。

肩こりの症状を緩和するためには、形が崩れにくい枕を選ぶと効果が期待できます。そのためには、耐久性があるパイプ・エラストマー・コルマなどの素材を使った枕を選びましょう。これらの素材は通気性も高く、水洗い可能なものがほとんどです。

また、寝返りが打ちやすい素材を選ぶのもおすすめです。高反発ウレタンや高反発ファイバーであれば寝返りが打ちやすいです。

まとめ

肩こりを起こす原因のひとつに、枕が挙げられます。枕の硬さや高さが身体に合わないと首や肩に負担がかかり、肩こりを引き起こしてしまいます。自分に合った枕を選ぶには、実際に使ってみることが一番の近道です。

眠りの専門店「マイまくら」なら、自分の体型にフィットしたオーダーメイド枕が作れます。最新の測定機を使って寝姿勢を分析したうえで、専門スタッフが微調整し、理想的な枕へとお仕立ていたします。

アフターフォローも充実しており、枕の高さを何度も無料で調整しているため、安心してお使いいただけます。

オーダーメイドマイ枕のほかにも、より手軽なセルフメイド枕をご用意しております。ご自身の身体の形に合わせて、ご自宅で簡単に高さを調整いただけますので、ぜひお試しください。

記事を書いたライター

マイまくら マガジン編集部

毎日の睡眠の質を高めるために役立つ「寝具」や「睡眠」の関連情報を提供するマイまくら マガジン編集部です。

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