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マットレス直置きのメリット・デメリット、快適に使う方法や選び方を解説

2024.02.27

マットレスはベッドフレームと併用するのが一般的ですが、マットレス単体で直置きできないかと考える方もいるのではないでしょうか。特に小さな子どもやペットがいる家庭では、ベッドフレームがない分、低くなるという理由で、落下事故防止にマットレスの直置きを検討する方もいるでしょう。また、寝室が畳の場合はベットフレームを使わず直置きしたいと考える方が多いでしょう。

今回は、マットレスを直置きする際のメリット、デメリットをはじめ、直置きに適したマットレスの選び方についても紹介します。マットレスの直置きを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

マットレスを直置きするメリット

マットレスの直置きは、ベッドフレームと併用したときと異なるメリットがあります。自身のライフスタイルと照らし合わせながら、直置きするメリットを確認していきましょう。

部屋を広く使える

マットレスを直置きすると、ベッドフレーム分の高さがなくなるので部屋の圧迫感が軽減されます。また、ヘッドボードやフットボードが無いため、その分のスペースも削減され、部屋が随分広く感じるでしょう。

また、マットレス単体であれば使用しないときは壁に立てかけておくことができます。部屋が狭い場合は、来客があった際にもベッドを壁に立てておくことで、部屋を広く使えるようになるのです。

畳の上でも敷ける

和室にベッドを置きたい場合にも、マットレスの直置きはおすすめです。ベッドフレームを置くと重量があるため、跡が畳に残ってしまいますが、マットレス単体ならその心配はありません。

ただし、マットレスは畳の上で使用することを想定して作られていないため、種類によってはマットレスと畳の設地面に湿気が溜まり、適切に手入れしないとカビが生える可能性があることも覚えておきましょう。

安全対策になる

マットレスの直置きは、小さな子どもやお年寄り、ペットの安全対策になります。マットレスを直置きすると、高さはベッドよりも低いため落下した際の衝撃を抑えることが可能です。

家族の安全を考えて、直置きを選ぶ人も少なくありません

節約につながる

マットレスの直置きは、ベッドフレームを購入しなくて済むため、その分節約することができます。ベッドフレームに掛ける費用をマットレスに上乗せし、自分に合ったマットレスを購入することもできるでしょう。

楽に移動させられる

引っ越しや部屋の模様替え、違う部屋でベッドを使用する場合、通常なら一度マットレスとベッドフレームを分解して移動し、再度組み立てなければなりません。

しかし、マットレス単体で直置きして使用していれば、そのままマットレスを運べるので楽に移動させられます。

マットレスを直置きするデメリット

マットレスの直置きにはメリットがある反面、以下のようなデメリットがあります。

ハウスダストを吸い込みやすい

厚みがあまりないマットレスだと、床との距離が近くなり、寝ている間にハウスダストを吸い込みやすくなります。

毎日掃除機をかけている人でも、床には目に見えないほど小さなハウスダストが残っているものです。

そのため、ハウスダストを知らないうちにマットレスが吸い込み、アレルギー症状を引き起こす場合もあります。

冬場は床冷えしやすい

床暖房をしていない限りいくら空調で部屋を温めていても、冬場の床は冷えやすいです。厚みがあまりないマットレスを使用した場合は、床の冷気がマットレスを通して体に伝わります。

特に、寒い地域に住む人や冷え性の人は、床冷えのせいで寝付きが悪くなったり、寝ている間に体が冷やされて睡眠の質が低下したりすることがあるでしょう。

マットレスが劣化しやすい

マットレスには、たくさんの種類がありますが、どのマットレスでも適切にお手入れせずに直置きしていると劣化が早くなるおそれがあります。

特に、厚みがあまりなく、通気性が悪いマットレスを選んでしまうと、床とマットレスが設地している部分に湿気が溜まりやすくなり、カビの原因になるのです。

また、こもった湿気が結露を起こし、マットレスの内部にあるコイルが錆びて劣化してしまうことも考えられます。

ベッドフレームと併用して使用したマットレスに比べて寿命が短くなり、買い替えのスパンが短くなる場合もあります。

マットレスを直置きして快適に使うための方法

マットレスを直置きするデメリットを紹介しましたが、デメリットを解消する方法もあります。ここからは、直置きしたマットレスを快適に使う対策を紹介します。

湿気対策をする

直置きする際には、湿気対策としてマットレスの上にパッドを敷きましょう。パッドの上からシーツを被せることで、寝ている間の汗をパッドが吸収して、マットレスに溜まる湿気を軽減してくれます。

除湿を目的として作られた除湿シートや除湿パッドを使用するのもおすすめです。清潔に保つためにも、パッドは複数枚用意して定期的に洗濯するようにしてください。

マットレスの下に敷くタイプの除湿シートなら、畳やフローリングに湿気が溜まりづらくなるためカビや結露を防いでくれます。

掃除機をかける頻度を多くすることで、より清潔に寝室を保つことになり、カビの発生も抑えられます。

また、就寝時以外は、できるだけ部屋の換気を心がけ、湿気を逃がすようにしましょう。マットレスは置きっぱなしではなく、壁に立てかけたり畳んだりしておくのがおすすめです。マットレスの湿気を逃がすだけでなく、床までしっかりと除湿できます。

三つ折りにできるタイプのマットレスなら女性や年配の方でも簡単に畳めるため毎日のお手入れが負担になりません。

コルクマットやアルミシートを敷く

床冷え対策にはコルクマットやアルミシートが有効です。マットレスの下に敷くと、床からの冷気がマットレスにそのまま伝わるのを防げます。

さらに、コルクマットはクッション性も高いため、床が傷つくのを防ぐ効果も期待できます。

マットレスの中身をローテーションする

マットレスの寿命を伸ばすなら、マットレスの中身をローテーションして使いましょう。三つ折りのマットレスの中には、中身のウレタンなどの素材を入れ替えられるものが販売されています。

もっとも体重がかかるマットレスの真ん中の中身を、1年に1回を目安にほかの場所の中身と入れ替えることで、マットレスにかかる負担を分散できるのです。

掃除しやすい折りたたみ可能なマットレスを選ぶ

ハウスダストによるアレルギー対策には、マットレスとその周辺を清潔に保てるように掃除と洗濯を習慣にしましょう。マットレスの上に敷くパッドはもちろん、カバーやシーツも定期的に洗濯することを心がけてください。

また、定期的に掃除機をかける習慣は大切です。部屋全体はもちろん、マットレスにも掃除機をかけるのをおすすめします。

直置きして使うマットレスの選び方

直置きでマットレスを使いたい人におすすめなのはマイまくらの「腰楽寝マット」です。直置きするのに適しているポイントを以下に紹介します。

腰に負担をかけない厚さ

直置きして使用するマットレスは、寝返りが打ちやすい適度な反発力とフィット感があるものを選びましょう。体が沈んで寝返りが上手く打てないマットレスや耐圧が分散できないマットレスを選ぶと、睡眠時の血行が悪くなり筋肉がほぐれず、腰痛を引き起こす原因になります。

マットレスが薄すぎると、体が痛くなる原因にもなるので、直置きしても上り下りしやすい18cm以上の厚みがあるかを目安に選ぶのがおすすめです。ある程度厚みがあるタイプならハウスダストを吸い込むリスクも低減できます。

耐久性が高い

せっかくマットレスを新調するのであれば、できるだけ長く使用したいと思うでしょう。デメリットでも紹介したように、マットレスを直置きして使用すると、ベッドフレームと併用したときに比べて寿命が短くなってしまいます。

できる限り耐久性が高いマットレスを購入するのは大前提ですが、ヘタリ防止のために中材をローテーションできる三つ折りタイプを選ぶのがおすすめです。

軽量で立てかけやすい

直置きマットレスを購入する際は湿気対策や掃除のしやすさが重要です。折りたたみタイプのマットレスなら、軽量で壁に立てかけやすいので衛生的に使用できます。

また、壁に立てかけるだけでなくコンパクトにできるので部屋を広く使えるのもうれしいポイントです。

掃除のしやすい・ダニが発生しにくい

特に、小さな子どもやお年寄りのいる家庭では衛生面が重要なポイントです。カビやダニが発生しにくい、ウレタン素材のマットレスを選ぶようにしましょう。

マットレスのカバーは、簡単に取り外せて洗濯できるものを選ぶと衛生的に長く使用できます。

まとめ

マットレスの直置きはデメリットもあるため、あまり推奨されていません。しかし、デメリットを解消するための対策と直置きに適したマットレス選びによって、多くのメリットを得られます。直置きでマットレスを使いたい人は、ぜひマイまくらの「腰楽寝マット」を検討してみてください。

記事を書いたライター

マイまくら マガジン編集部

毎日の睡眠の質を高めるために役立つ「寝具」や「睡眠」の関連情報を提供するマイまくら マガジン編集部です。

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