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掛け布団はおうちできれいに!洗濯方法を徹底解説

2023.12.26

本格的な冬の到来を前に掛け布団を出す方が多いと思いますが、使用前のお手入れはどのようにされていますでしょうか。使う前にしっかりお手入れをしていないと、カビやダニが発生してしまうことがあります。そこで今回は、ご家庭でできる掛け布団の洗濯方法やコツを解説します。

掛け布団を洗濯する前に確認すること

まずは、自宅にある掛け布団がそもそも洗えるものかどうか確認しましょう。

洗濯表示を確認

掛け布団についている洗濯表示に、洗濯機マークや手洗いマークがあれば家で洗えます。一方で、水洗い不可のマークがあるものは自宅での洗濯ができません。無理に洗濯すると布団を傷めてしまうため、クリーニング店に依頼しましょう。

掛け布団の大きさを確認

洗濯できる製品だったとしても、掛け布団の大きさによっては洗濯機が使えない場合があります。布団が洗濯機の7~8割くらいのサイズであれば問題なく洗うことができます。

容量が7kg以上の洗濯機であれば、ダブルサイズの敷パッドやセミダブルの肌掛け布団が目安です。やや小さめの5kg程度の洗濯機では、シングルサイズの敷パッドや肌掛け布団が適しています。

上記以上の場合は洗濯機に入りきらないため、浴槽を使った踏み洗いがおすすめです。踏み洗いの方法は、洗濯機を使用した場合の洗濯方法とあわせて後ほど解説します。

素材を確認

綿やポリエステル、アクリルなどの化繊であれば、自宅でも問題なく洗濯可能です。ただし、カバーなどの生地がシルクの場合は、むやみに洗うと傷めてしまう可能性があるので注意しましょう。

一方で、羽毛や真綿(シルク綿)、羊毛100%の掛け布団はご自宅での洗濯が難しいです。これらの素材が使われている場合は無理に自宅で洗濯せず、クリーニング店や購入店舗に相談しましょう。

マイまくらでは、一部の店舗で羽毛布団の丸洗いや打ち直しリフォームを承っています。自宅での洗濯が難しい掛け布団をお持ちの方や、素材を傷めず大切に使い続けたい方は、ぜひマイまくらの羽毛布団丸洗いサービスの利用をご検討ください。

掛け布団を洗う頻度と必要なもの

お使いの掛け布団がご自宅で洗濯できるか確認したところで、次は掛け布団を洗う頻度と、家庭で洗濯するときに必要なものや事前準備をご紹介します。

洗う頻度

掛け布団を洗うタイミングは、季節の変わり目に布団の衣替えをするときが良いとされています。具体的には、掛け布団を出す秋冬前のシーズンと、掛け布団をしまう春先シーズンの年2回です。

清潔にしたいからといって頻繁に洗うと、かえって生地や詰め物を傷めてしまう可能性があります。ダニや汚れが気になる方は、布団乾燥機で熱を加えたり、よく晴れた日に天日干しをしたりして対策するのがおすすめです。

ただし、羽毛は天日干ししすぎると湿気を弾く油膜が失われて天然の放湿性が損なわれますので、干す際はカバーをかけた状態で月に1回、片面1時間程度にしましょう。

必要なもの

掛け布団を洗濯するときは、あらかじめ以下のものを用意しておきましょう。

・中性洗剤
・洗濯ネット

水に溶けやすい中性洗剤を使うことで、洗濯後の仕上がりが良くなります。一方で、アルカリ性洗剤を使うと生地や綿の油分を取り過ぎてしまい、布団のやわらかさが損なわれる可能性があるので避けましょう。

洗濯ネットは、布団用の大きなサイズのものを用意します。無理に詰め込むと洗いきれなかったり、布団そのものを傷めたりする原因になるため注意してください。

事前準備

洗った後の布団を干すスペースも重要です。特に掛け布団を同時に何枚か洗濯するときは、布団が重なるとしっかり乾燥できず雑菌が繁殖してしまい、臭いが残ってしまうことがあります。室内外問わず十分な乾燥スペースを確保しましょう。

また、天気が安定した日を選んで洗濯することも大切です。

自宅での布団の洗い方と干し方のコツ

ここでは、洗濯機、浴槽での掛け布団の洗い方をそれぞれみていきましょう。洗濯後にしっかり干すコツもご紹介します。

洗濯機での洗い方

まずは、洗濯機を使った洗濯方法です。

  1. 洗濯ネットに布団を入れる
    まずは布団を洗濯ネットに入れていきます。無造作に詰め込むのではなく、筒状にくるくると巻いて入れるのがコツです。掛け布団を縦方向に三つ折りにしてから巻くときれいに入ります。
  2. 洗剤を溶かす
    洗濯槽に最大水量で水を張ります。この時点では掛け布団を入れません。
    先に布団を入れてしまうと、洗剤が直接布団にかかって色落ちの原因になったり、洗浄にムラができたりするからです。
    水を張った後に中性洗剤を入れてしっかり溶かし、水全体に均一に洗剤が行き渡ってから布団を入れます。
  3. 布団(毛布)洗いコースで洗濯
    洗剤水に布団を入れたら、洗濯機の布団(毛布)洗いコースで洗濯します。該当するコースがない場合は、大物洗いや手洗いコースなどでも代用可能です。手動で設定する場合は、洗濯時間6分程度・すすぎ2回・脱水2分程度で指定しましょう。

浴槽での洗い方

洗濯機に入らないサイズの掛け布団など踏み洗いが適した掛け布団の場合は、以下のような手順で洗濯します。

  1. 表面の汚れをシャワーで流す
    まずは、シャワーを使って表面の軽い汚れやほこりなどを落としていきます。掛け布団の中まで洗う段階ではないため、目に見える汚れが落ちる程度でさっと洗えば十分です。
  2. 洗剤を溶かし、踏み洗いをする
    浴槽の半分程度まで水を張り、中性洗剤をよく溶かします。水全体にムラなく洗剤が行き渡るように、浴槽全体を十分にかき混ぜましょう。
    その後、布団を浴槽内に入れてまんべんなく踏みながら洗っていきます。全体を踏み洗いしたら水を抜き、真水を入れて再度踏みながらすすぎます。洗剤残りがないように2~3回程度水を入れ替えてしっかりすすぎましょう。
  3. 掛け布団の水を抜く
    洗い終わった掛け布団を浴槽の縁にかけて水を抜きます。水抜きは1時間程度が目安です。布団を搾ったり、踏んで水を抜いたりすると生地や中綿が傷んでしまいます。時間をかけて自然に水を抜くようにしてください。

洗った布団を乾かす際のポイント

洗濯機、または浴槽で洗い終わったら、屋外や屋内で掛け布団を乾かします。布団を干すときは2本の竿をまたぎ、掛け布団がM字型になるように干します。

また、日光による色落ちを防ぐよう、陰干しするのもポイントですベランダや窓の向きの関係で陰干しできない場合は、布でカバーしてから干しましょう。

布団が入る大型の乾燥機を使うときは、素材を傷めないように低温で乾かすと安心です。

まとめ

たんすやクローゼットで保管していた掛け布団は、一度洗ってから使用するのがおすすめです。布団の大きさや素材によってはご家庭で洗濯することも可能です。

マイまくらでは、自宅で洗える掛け布団も取り扱っております。ウォッシャブル加工の真綿ふとんやわた入り毛布、タオルケットなどさまざまなタイプを展開しています。鹿児島県甑島(こしきしま)産の椿オイルを配合し、抗菌・保湿効果に優れた掛け布団も人気です。洗える掛け布団をお探しの場合は、マイまくらの掛けふとんをぜひご検討ください。

記事を書いたライター

マイまくら マガジン編集部

毎日の睡眠の質を高めるために役立つ「寝具」や「睡眠」の関連情報を提供するマイまくら マガジン編集部です。

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