RSS

日本頭痛学会での発表内容

「マイ枕」の肩こり・頭痛に対する改善効果
場  所)大勝病院
発表者)鹿児島大学大学院歯学総合研究科神経内科・老年病学
【目的】
個人の体型に合わせて成型した「マイ枕」(ふとんの今藤)の肩こり・頭痛に対する改善効果について検討した。
【対象】
慢性的な肩こり・頭痛をもつ被験者23例(女性・18例、男性・5例)
【方法】
「マイ枕」使用直前と使用後1ヶ月目の計2回。
以下の各評価を行った。
「頭痛インパクト・テスト」で日常生活障害度を評価。頭頸部(左右各7ケ所)の筋圧痛の程度を「筋圧痛スコア」で数値化し、その合計を「総圧痛スコア」として評価。自覚的頭痛の程度を「VAS」で評価。
筋硬度計を用いて肩の2ケ所(僧帽筋中央部・頚部の付け根)の筋肉の硬さを「筋硬度スコア」として評価。全症例以外に「頭痛問診票」を用いて男女別、頭頸部外傷歴有無別、頭痛のタイプ別に分類し、パラメーター毎に「マイ枕」使用前後で改善効果を検討した。また、パラメーター間の相関についても検討した。
【結果】
1.「HIT-6」は緊張型頭痛でのみ有意な改善を認めた
2.「総圧痛スコア」・「VAS」は、全症例において有意な改善を認め、
   緊張型頭痛でのその改善度が著明であった。
3.「筋硬痛スコア」は有意な改善を認めなかった。
4.頭頸部外傷歴のない群で「HIT-6」改善度と
   「総圧痛スコア」改善度に正の相関を認めた。
5.全症例において「HIT-6」改善度と「筋硬痛スコア(頚部付け根)」
   改善度に正の相関を認め、特に緊張型頭痛において著明であった。
【結論】
「マイ枕」は全般的に、頭頸部筋圧痛、自覚的頭痛の程度を改善する。
緊張型頭痛では、頭痛による日常生活障害度、頭頸部筋圧痛、自覚的頭痛の程度を著明に改善する。